はじめに:明石焼き激戦区に現れた新星「たこ左衛門」
皆さん、明石名物の明石焼(玉子焼)はご存知ですよね? ふわふわトロトロの生地をだし汁に浸して食べる、あのB級グルメです。実は地元では「玉子焼」って呼ぶんやで~と、明石生まれの私はドヤ顔で語ります(笑)。明石市の魚の棚商店街(うおんたな)は明石焼の激戦区で、「よこ井」や「たこ磯」「あかし多幸」といった有名店が軒を連ねています。しかし今回ご紹介するのは、そんな激戦区に2020年末に登場した比較的新しい明石焼専門店『たこ左衛門』です。地元民の私が、常連気取りでこのお店の魅力を余すところなく紹介していきます!

店舗概要&アクセス:黒壁に巨大タコのインパクト!
『たこ左衛門』はJR明石駅から歩いて5分ほど、魚の棚商店街のちょうど中央あたりに店を構えています。まず目を引くのが黒塗りの壁に描かれた巨大なタコの絵!商店街を歩いていても一際目立つこの外観が目印です。私も初めて訪れたとき「あれがウワサの店か!」とすぐに分かりました。
店名からして「たこ左衛門」…実は商店街近くで海鮮居酒屋を展開する「魚の棚 うお左衛門」系列の玉子焼専門店なんですって。なるほど、地元の海鮮に強いお店が明石焼き業態に乗り出したわけですね。オープン日は2020年12月1日で、まだ数年ですが既に常連さんで賑わう人気ぶりです。
店内のキャパも他店より広め。テーブル席にカウンター席、さらには2階席まで用意されていて、全60席もあります。おひとり様から家族連れまでゆったり受け入れてくれる懐の深さがあります。私が行った時も1階カウンターでは観光らしきお父さんが昼からビール、2階では子連れのご家族が楽しそうに玉子焼きを頬張っていましたよ。
営業時間は11:00~22:00と長く、夜遅くまで営業しています。定休日は基本なし(不定休)なので、「あれ、今日は休みか…」という心配も少ないでしょう。こういう点も、昼間だけ営業の老舗が多い中でありがたいポイントですね。
お店の雰囲気と注文スタイル:タッチパネルでスムーズ&焼き風景も楽しめる
店頭には感じの良い呼び込み上手なお姉さんが立っていることもあります。私が夕方ふらっと通ったときも「どうぞ寄ってって~!」と元気な声に思わず引き込まれました(怪しい客引きではなくご安心を、と先人の口コミにもありました笑)。
席に着いたら、まず注文方法をご説明。こちらのお店、各テーブルにタッチパネル式の注文端末が置いてあるんです。メニューをじっくり眺めてタップするだけで注文完了。忙しい時間帯でも店員さんを捕まえなくていいのでスムーズです。機械はちょっと苦手…というお年寄りもご安心を。私が見たところ、スタッフの方が丁寧に使い方をフォローしていましたよ。

ちなみに「お一人様ワンオーダー」のお願いがタブレット画面にも表示されています。要するに人数分の注文をしてくださいね、という飲食店としては当たり前のルールですね。これを「厳しい」と感じる人もいるようですが、まあ常識の範囲かなと。グループで行って1皿だけ頼んで長居…なんてのはマナー違反ですからね。
店内は明るく清潔感があり、厨房には大きなガラス窓が設置されています。焼いている様子がよく見えるので、注文してから出来上がりを待つ間、焼き場を眺めるのも楽しいんです。若いお姉さん店員さんが手際よく丸い玉子焼きをひっくり返していく様子は、まさに職人技でつい見惚れてしまいました。
煙や匂いもこもらないよう適度に換気されていて、居心地は良好。常連らしきおじさんが店員さんと冗談を飛ばし合っていたりして、アットホームな空気も感じました(※スタッフさん、忙しい時はテキパキしてますが基本フレンドリーでしたよ)。全席禁煙なので煙草の煙を気にせず明石焼きを味わえるのも嬉しいですね。
メニュー構成と明石焼のこだわり:ふわとろ玉子焼きからタコ尽くしグルメまで
看板メニューはもちろん「明石玉子焼」。明石産の新鮮卵をふんだんに使い、できるだけ無添加で仕上げた自慢の一品です。一人前の玉子焼きは5個~10個程度(※詳細は後述)で、価格は660円(税込)とお手頃。箸で持ち上げると崩れそうなくらい柔らかで、口に入れた瞬間とろけます。そのふわふわトロトロぶりには「久々に食べたけど、ふわふわで美味しい〜」と感激する声も上がるほど。表面にほんのりついた焼き目の香ばしさと、優しい出汁の風味がクセになる絶妙な味わいです。
この玉子焼き、生地にほんのり甘みが付いているのも特徴です。そのまま付属のだし汁で頂くのはもちろん、ソースをつけても合うように工夫されているとか。実際、卓上にはソースも用意されていて、地元民いわく「明石焼きはソースつけてから出汁にくぐらせても美味しいんやで」とのこと。とはいえ最終的には「やっぱり出汁につけて食べる方が合うっ!」と落ち着くんですけどね(笑)。

さて、『たこ左衛門』の玉子焼きにはタコのサイズ違いがあるのをご存知でしょうか? 実は通常の明石焼きのほかに、「明石の大だこ入り」というメニューがあるんです。これは文字通り通常より大ぶりにカットされた明石ダコがゴロッと入った玉子焼きで、食べ応え抜群!私もせっかくなので大だこ入りを試しましたが、プリプリのタコの存在感がすごい。ふわとろ生地とのコントラストで満足度アップでした。大だこ入りは若干お値段アップ(私が訪ねた時は単品990円でした)ですが、タコ好きにはぜひおすすめです。
さらに驚くなかれ、明石では珍しい「たこ焼き(ソース味)」もメニューにあります。地元では玉子焼き=明石焼きが主流で、ソース味の粉ものは逆に珍しいんです。『たこ左衛門』では「京風たこ焼き」と称して、特製のもちもち生地で焼き上げたタコ焼きを提供しています。明石焼きと食べ比べてみるのも面白いですよ。「明石でタコ焼きが食べられるとは思わなかった!」と喜ぶお客さんもいました。観光で来た方にも嬉しい心遣いですね。
明石焼き以外のサイドメニューも充実しています。まず外せないのがタコを使った料理の数々。定番のたこぶつ(茹でダコのぶつ切り刺身)は新鮮ぷりぷりで歯ごたえ十分。ビールのアテに最高です。同じく人気のタコの唐揚げは熱々ジューシーで、私も一口食べて「こりゃビールが進むわ~」と唸りました(明石のタコ、唐揚げがホント絶品でした!)。他にも明石名物の穴子が楽しめるメニューもあるとか。私が店内で見たセットメニュー写真にはタコと一緒に穴子の天ぷららしきものも写っていて、「タコも穴子も両方味わえるとは贅沢やな~」と感心しました。

炭水化物系ではたこ飯がイチオシ。【明石だこ】の旨味を余すところなく活かしたあっさり味の炊き込みご飯で、ほのかなゴマ油の香りが食欲をそそります。コリコリのタコがゴロゴロ入っていて、出汁が効いた上品な味付け。箸が止まらなくなる美味しさでした。ある常連さんは「最後は明石焼の残った出汁をたこ飯にかけて雑炊風にしてみたら最高だった!」なんて粋な楽しみ方もされていました。これはぜひ真似したい裏技ですね。
セットメニューも要チェックです。人気なのは玉子焼きとタコ飯が両方楽しめるその名も「たこ・たこランチセット」(1,000円)※現在の価格ではありません。少しずつ色々食べたい欲張りさんにはピッタリですよ。私も初訪問時は迷わずこのセットを注文しました。玉子焼き5個にミニたこ飯、さらに小鉢が付いてボリューム充分!特に平日11~15時の限定ランチセットには玉子焼き5個+たこ飯+おでん3種+自家製ぬか漬けが付いて1,000円(税込)というサービスぶり。おでんまで付いてこの値段は感激…昼からほろ酔いセットにしても良さそうです。
そして明石焼きのお供と言えば、忘れてならないのが出汁。熱々の昆布とかつお香るお出汁に三つ葉が浮かべてあり、玉子焼きを浸せば極上のハーモニー…です。まわりの名店と比べると、心持ち濃い目かな?(けど、前にきた時はもう少し薄かったような・・・)出汁は席に備え付けのポットで継ぎ足し自由なので、冷めてきたら温かいのを足して最後まで熱々を楽しみましょう。ただしヤケドに注意ですよ~。
ドリンク類も個性的で、地元ならではのものがあります。例えば「明石さいだー」は甘さ控えめの地サイダーで、後味すっきり。玉子焼きとの相性を考えて作られたそうで、確かに甘くないから食事の邪魔をしません。そしてビール党にはぜひ「明石たこビール」を。こちらはホップの香りがほど良く効いた地ビールで、のど越し爽やか。どちらも明石焼きと一緒に頼んでいるお客さんが多かったです。
さらにユニークなのが**「タコハイボール」**なるドリンク。ネーミングに惹かれて私も注文しましたが、要はタコのイラスト入りのハイボール缶…ではなくお店オリジナルのサワー的ハイボールでした。さっぱりキリッとした味でタコ料理によく合います。明石焼き×ハイボールで昼飲みなんてのも、ここならではの贅沢ですね。
口コミ・評判:地元&観光客の生の声は?
実際に『たこ左衛門』を訪れた人々の声も気になるところ。地元民として私も周囲にリサーチしたり、ネット上の口コミをチェックしてみました。その中で印象的だった意見を、良い点と気になる点に分けてご紹介します。
◎良かった点:
- 「明石焼きのフワフワ感が最高!」 – 初めて食べた方から「こんなにフワトロだとは思わなかった」と感激の声が続出。実際「明石焼きとタコ飯のセットを注文、両方ともアツアツでとっても美味しかったです!明石焼きのフワフワ最高でした!」という5つ星レビューもありました。玉子たっぷりの優しいお味にファンになる人が多いようです。
「少量から頼めて丁度いい」 – 他の老舗だと1人前が15個~20個と多く、「食べきれるか不安…」という観光客もいます。その点『たこ左衛門』は玉子焼き5個入りのメニューもあるので、小食の方や色々食べ歩きしたい方にはありがたいとの声。実際「他のお店は量が多そうで食べきれなさそうだったから、こちらに決めた」という女性観光客の口コミもありました。少なめポーションの設定は観光客思いですね。(以前はあったけど、今回(2025.6.5)のメニューには見当たらなかった・・・?)- 「明石焼以外も楽しめる」 – 玉子焼きだけでなくタコ焼きやタコ料理、明石の地酒やビールまで揃っている点は高評価です。「明石で昼飲みするならここ!」という地元飲兵衛さんもいて、明石焼きのお店というより明石ダコ料理の居酒屋”的な使い方もされているようです。観光客だけでなく地元の人もふらっと立ち寄れる懐の深さが評判を呼んでいます。
△気になる点:
- 出汁の味・温度 – レビューでは「だしが薄い」「ぬるかった」という指摘がチラホラ。「お湯に三つ葉が浮いてるだけ?」なんて辛口コメントもありましたが、一方で「出汁も美味しくいつも頂いてます」という常連さんの声もありました。味の感じ方は人それぞれですが、提供時に温度が下がっていたケースもあるのかもしれませんね。スタッフの方も味見して首をかしげたというエピソードもあったので(その後対応してもらえたようですが)、もし薄いと感じたら遠慮なく伝えてみると良いでしょう。
- 待ち時間・提供スピード – 「オーダーしてから30分以上何も出てこなかった」という極端な口コミもありました。私が行った際は繁忙時でも15分程度で玉子焼きが出てきましたが、タイミングによっては調理が追いつかないこともあるのかもしれません。行列店ほどではないにせよ、昼のピーク時は少し待つ覚悟でいた方が良さそうです。
- スタッフの対応 – 全体的にはテキパキ明るい接客ですが、中には「従業員さんが客に厳しい」と感じた方もいたようです。先述の“一人一品注文”ルール然り、混雑時には事務的な対応になることもあるでしょう。私の印象では皆さん親切でしたが、口コミを見る限り忙しい時はやや素っ気なく映ることがあるのかもしれません。その辺りはお店の回転を良くするための工夫でもあるので、大目に見てあげてくださいね。
以上、ざっと口コミを紹介しましたが、総じて「明石焼きの味は満足だけど、細かい点で好みが分かれる」という評判でしょうか。まだ新しいお店ゆえ、老舗の味と比べると議論もあるようですが、地元利用も多く概ね好評だと感じました。
★余談: 私がカウンターで隣合わせた明石在住のご婦人は「ここ、お出汁は上品やけど私は好きよ。しょっぱいの苦手やから」とおっしゃってました。人によって感じ方は様々ですね~。
混雑状況と狙い目時間:お昼は行列?夕方が穴場?
明石焼きの有名店と聞くと「行列に並ぶ覚悟」をしちゃいますが、『たこ左衛門』は比較的回転も速く行列は緩やかです。とはいえ、観光客が押し寄せる11時~14時頃はやはり混み合う時間帯。私も土曜の正午に前を通ったら10人ほど待っていました。この時間帯は席数の多い店内もほぼ満席になります。
逆に15時を過ぎるとかなり落ち着く印象です。おやつ兼早めの夕食に利用する地元民がポツポツ入るくらいで、私が16時頃訪れた際は待たずにすんなり座れました。狙い目は平日なら開店直後か15時以降、休日ならお昼ピークを外した14時過ぎ~夕方ですね。
夜はどうかと言いますと、18時~20時あたりは仕事帰りの一杯や観光帰りの夕食でそこそこ席が埋まります。ただ老舗と違い夜営業している店は希少なので、夕食に明石焼きを楽しみたい場合の選択肢として重宝します。私が19時台に再訪したときは半分くらいの席が埋まっていましたが、満席で入れないということはありませんでした。
テイクアウトも可能なので、混雑時は持ち帰りにして近くのベンチで食べる手もあります。電話予約でテイクアウト注文しておけば、店頭受け取りがスムーズだそうです。魚の棚で他の買い物をして、帰りに玉子焼きをピックアップ…なんて地元ならではの使い方もいいですね。
他の明石焼き名店と比べて…ここが『たこ左衛門』ならでは!
明石焼き好きなら気になるのが、「で、たこ左衛門って他の超有名店と比べてどうなの?」という点でしょう。ランキング形式ではありませんが、いくつか代表的なお店との違いを地元目線で感じたままにお伝えします。
まず「玉子焼きと言えばここ!」と名高い老舗の一つが「ふなまち」です。明石駅から離れた住宅街にポツンと佇む小さなお店ですが、その実力と人気は群を抜いています。食べログ明石焼き部門で驚異の高評価を誇り、平日でも開店前から行列必至。私が以前行った時も13時過ぎで16人待ちでした…。玉子焼きは1人前20個で確か800円ほどとコスパ抜群。ふわトロ熱々の食感は感動ものですが、行列覚悟と営業日・時間が限られる(平日昼のみ営業、売り切れ次第終了)ためハードル高め。「絶品だけどハードル高」というのがふなまちの特徴でしょうか。



次に魚の棚商店街の有名店「たこ磯」。こちらは商店街内に本店と別館があり、観光客にも大人気です。特筆すべきはタコの代わりに焼き穴子が入った玉子焼きも提供している点!明石ダコ+焼き穴子のミックスなんて贅沢ですよね。もちろん定番のタコ玉子焼きも新鮮プリプリの明石ダコを使い、大ぶりで食べ応えありと評判です。席数は本店26席程度とこぢんまりですが、週末は常に満席、行列も当たり前。しかし営業時間が21時頃まで(無休)と長めで、比較的利用しやすい老舗と言えます。

そして「明石で一番ふわトロ」と推す人も多いのが「今中(いまなか)」。住宅街にありながら行列の絶えない人気店で、地元の常連も多数。一人前15個で800円前後とこちらも良心的価格です。箸でつまめるのに口に入れるととろける奇跡の食感、と賞賛する声もあり私も大好きなお店です。以前は魚の棚近くにありましたが2023年に移転し少し場所が変わりました。出汁や玉子の風味はやや薄味という人もいますが、それが上品で飽きの来ない美味しさだとも言われます。営業時間は朝10時~生地が無くなり次第終了、早めの時間しか営業しないので観光客はタイミングに注意です。

では『たこ左衛門』はこれらと比べてどう違うのか? 私なりにまとめると:
- 行きやすさ・入りやすさ: 魚の棚商店街内で駅近、席数も多く回転も速いので待ち時間が比較的少ない。予約も可能なので計画しやすいです。老舗に多い「並んで当たり前」のハードルが低めなので、初心者でも入りやすいですね。店内も広く清潔なので女性一人でも安心。
- 営業時間の長さ: 夜22時まで通し営業しているのは大きな強み。老舗の多くは昼過ぎには閉まるので、「観光で夕方明石に着いたけど明石焼き食べたい!」というニーズに応えられる貴重なお店です。無休なので思い立ったら行けるのも旅行者には有難いポイント。
- メニューの多彩さ: 明石焼き一本勝負の老舗と違い、タコ尽くしの一品料理やドリンクが豊富。明石焼きを肴に地酒やビールで一杯…なんて居酒屋使いもOK。おでんや唐揚げまであってファミリーで行っても飽きない構成です。明石焼き以外も試したい欲張りさんにはたこ左衛門が向いています。
- 味の傾向: 玉子焼きそのもののクオリティはどの店も甲乙付け難いですが、たこ左衛門は卵のコクと甘みを感じるまろやかな味わいです。一方、ふなまちや今中はもう少し出汁の塩気や卵焼きの香ばしさが強い印象でした。あと、タコの大きさを選べるのはたこ左衛門くらいですね。大ダコの歯ごたえを楽しみたい人には嬉しいポイントです。出汁に関しては薄め上品系なので、濃い味好きな方は卓上の塩やソースで調整するのもありでしょう。
こうして比較してみると、『たこ左衛門』は「老舗の味を踏襲しつつ利便性とバリエーションをプラスしたニューカマー」と言えるかもしれません。昔ながらの風情や安定感は老舗が一歩リードですが、たこ左衛門は気軽さと新しさで勝負している印象です。どちらが良い悪いではなく、その時のシチュエーションや好みに応じて選べば良いでしょう。私個人としては、「平日昼に時間があるならふなまちへ、夕方や色々つまみたい時はたこ左衛門へ」なんて使い分けをしています。
まとめ:たこ左衛門はこんな人にオススメ!
最後に、『たこ左衛門』の総評とこんな人に向いてるよ、というポイントをまとめます。
- 明石焼きビギナーさん:初めて本場の明石焼きを食べるなら、アクセス良好で入りやすいたこ左衛門は◎。量が選べるので無理なく本場の味を体験できます。定番から変わり種まで味比べできるのも楽しいです。
- 食べ歩き派&せっかちさん:魚の棚散策のついでにサクッと明石焼きを味わいたい人にもピッタリ。行列が長い店より回転が速いので待ち時間ストレスが少なめです。注文もタッチパネルでポンポン進むので快適ですよ。
- 昼飲み・夜飲み派:明石焼きと一緒に明石の地酒やビールを楽しみたい人、昼から飲みたい人、大歓迎のお店です。夜遅くまで開いているので、観光終わりに一杯やりながら名物を味わえます。おでんや唐揚げもあるので酒のアテも困りません。
- 家族連れ・グループ:座席が多くテーブル席もあるので家族で行っても安心。メニューが豊富だからお子さんはタコ焼き、大人は玉子焼き、といったオーダーもOK。みんなでワイワイ明石焼き体験ができます。
逆に、「とにかく行列してでも昭和から続くディープな店で食べたい!」という通好みの方は老舗の方が満足度が高いかもしれません。たこ左衛門は良くも悪くも現代的でカジュアルなお店なので、その雰囲気自体を楽しめる方向きです。
とはいえ、明石焼き自体の美味しさは折り紙付き。私も何度か通いましたが、ふわトロの玉子焼きに出汁の優しい旨みという基本はしっかり押さえており、毎回ホッとする美味しさでした。観光客も地元民も受け入れる懐の深さも含め、**「明石焼きの新定番」**としてこれから益々人気が出そうです。
皆さんも明石にお越しの際は、ぜひ『たこ左衛門』で明石焼きを堪能してみてくださいね!きっとタコの街・明石の新たな魅力を発見できるはずです。私もまた近々、昼飲みがてら玉子焼きを頬張りに行こうかな~なんて思っています。それでは、長文にお付き合いいただきありがとうございました。明石焼きライフ、楽しんでや~!
