数年に及ぶコロナによる自粛生活を耐え抜いた紳士淑女、少年少女の皆さんは、これからどう過ごそうかと悩んでおられる事でしょう。なぜならば！インフレでお財布が厳しいからです！それならばアウトドアは如何でしょう？海水浴とバーベキューを家族や友人と楽しむのはどうですか？もちろんタダで！！！
明石には砂浜（海水浴場）がいっぱい！
明石で暮らしていると正直言って「いい事が沢山あります！」
いろいろ言われますが、その中の一つが「街と自然が共存している」事でしょう。明石はまだまだ中核都市ですが、ベッドタウンとしては申し分ないでしょう。JR新快速（明石駅）に東海道・山陽新幹線（西明石駅）の停車駅なので、神戸・三宮～大阪までが、通勤・通学圏内です（神戸まで約12分、大阪まで約40分）。北（三木や小野）や南（淡路島）へ向かうための中心地として栄えてきました。
そんなにも暮らすのに便利な明石のもう一つの魅力が海の街。新鮮な魚介が獲れるので美味しくて安い和食屋さんが多く、魚の棚をはじめとする海鮮流通も盛んです。全国的にも「明石の鯛」「明石のタコ」は知らない人がいないほど有名ですし、「明石焼」をはじめとする名産や名物も数えきれないほどです。
明石の魅力に話を戻しますが、上記のような誰もが住みたい街ランキングで頂点を維持し続ける明石ですが、海のレジャーがマジですごいんです。代表となる「大蔵海岸海水浴場」「林崎松江海岸海水浴場」は環境省発表の水質調査結果も水質ランクAA～Aを維持し、透明度の高い最高の海水浴場です。マリンスポーツも活発過ぎて水上スキーのマナー問題を泉前市長も頑張っておられたのが記憶に新しいですよね。上記の２海水浴場以外にも大小数々の砂浜場が海岸線に連なっている様は、GoogleマップやGoogleアースで一目瞭然ですよね。
次の写真で右下（明石市の東端）に「大蔵海岸海水浴場」、中央左に「明石川」があり、その明石川を挟んで右（東）が「明石漁港」で左（西）が「林崎漁港」。その林崎漁港のすぐ上（北西）が「林崎松江海岸（海水浴場）」です。明石市の海岸線は写真の左上に続いていきますが、西端の二見の人工島までずっと砂浜が続きます。
バーベキューなら林崎松江海岸
アウトドアでBBQをしたことない方はいますか？その方はきっと大きな損をしています。たしかにBBQは面倒くさいです。準備と後片付けもそうですが、開催中も誰かが焼き続けないといけません。お店やパーティのBBQならば調理人や係の人が全部やってくれますが、それではダメなんです！自分たちで用意して、自分たちで焼いて、騒いで、楽しんで、そして自分たちで後片付けをする。そういった共同作業が醍醐味なんです。
小さなお子さんがいる場合は、準備も片付けもしっかりと手伝わせましょう。それが教育です。
仲間や家族でする場合は、しっかりと役割分担を振って、みんなで共同作業しましょう。人は団結力が肝です。
明石の無料BBQ場は２つ!?
BBQを街の人が楽しもうと思えば、有料の施設を利用するか、車で遠くの山やキャンプ場へ何時間もかけて遠征するのが常です。しかし！明石民ならばすぐ近くでBBQが出来るんです。
そして私はタダでBBQを楽しみたいんです！確かに大蔵海岸にある「ZaZaZa」は魅力的ですね。大蔵海岸から淡路島を望み、海水浴を楽しみながらのバーベキューは最高でしょう。しかし高い！！我々庶民ではそんなところにしょっちゅう遊びに行くことは不可能でしょう。
やはりここは無料でBBQを楽しみたいところです。明石市内では2か所、無料でバーベキューを楽しめる施設があります。１つは大久保の「石ケ谷公園」そして「林崎松江海岸」です。石ケ谷公園は利用も駐車場も無料で、それぞれ専用区画で区切られている為に快適です。敷地内では乗馬やお花見を楽しむ事が出来、大型の子供用遊具施設「あそびの丘」は無料で遊べる小型遊園地（ちょっと大げさ）もあります。しかし！！要予約制です。毎月５日に来月分の予約が可能となります（7/5から８/1～31の予約が可能）。なので土日はそのタイミングで電話予約しないとすぐに埋まってしまいます。家族会議で「来週の日曜日にBBQ行こうか！」って決まったとしてもすでに遅いんです。一か月以上前からの計画が必須となります。
だ・か・ら！私がお勧めするのは「林崎松江海岸」というわけです。こちらは駐車場代が1,000円/1日かかるものの、予約なしでBBQやキャンプが楽しめます。予約なしでタダなんです！！
BBQ可能エリアは東端と西端
林崎松江海岸では上マップのように東端と西端に「火起こし可能エリア」が設定されています。それ以外の禁止エリアではキャンプ（テント張り）やお弁当を食べる事は問題ありません。あくまで「火起こし」が禁止になります。
東エリアは海水浴場のメインとなる東側入口を入ってすぐにあり、エリアも広く「トイレ」「炭捨て場」「水道」が近くにあるのが便利。海水浴シーズンでは海の家も目の前で営業しているので、海水浴後のシャワーも（有料で）利用できるし、焼きそばやかき氷が食べられます。
西エリアはトイレと水道があるものの西へ300ｍ程、歩道を歩かないといけない事と「炭捨て場」がないので、完全に鎮火させた炭を持ち帰る必要があります。
西エリアの更に西（小さな松江漁港の超える）へ行くと藤江海岸（藤江海岸海水浴場）になります。こちらはおそらくBBQは可能（というより、火起こし禁止ではない？）なようです。西端BBQエリアを利用する場合は、藤江海岸側にある駐車場「松江駐車場」に車を停めてから、林崎海岸の西端まで300ｍ程歩くことになります。
圧倒的に便利な東端エリアと松江駐車場の目の前にある藤江海岸は、とても人気です。トイレも水場も近いので当然でしょう。し・か～し！！土日祝はすごい混みようです。テントやBBQ拠点もギュウギュウで海水浴も人が多くてイモ洗い状態になります。だから私はいつも、ちょっと歩くけど西端エリアにテントを張ってのびのびBBQと海水浴を楽しむことにしています。（詳しくは以前の記事をみてね）
林崎松江海岸の東BBQエリアは（無料なのに）設備が充実！
まずはトイレ
ハッキリ言ってとても綺麗です。男子トイレにはお子様用小便器もあるし誰でもトイレもしっかりあります（ここにお子様用大便器もあるよ）
清掃員の方が毎日きれいにしてくれています。その辺の公園のトイレよりよほど綺麗です。
ちなみに西BBQエリアの場合、藤江海岸にある松江駐車場のトイレを使う事になりますが、あちらもそこそこ綺麗です。
キャンプやBBQに欠かせない水場
海水浴の砂を流すためにシャワーが両面についてます。子供ならここのシャワーを浴びれば十分ですよね。（大人は足くらいしか洗えないね・・・恥ずかしいから）
当然水くみもばっちりできるし、トイレ同様にここもいつもきれいです。
ちなみに上記のトイレの裏手にあります。
西BBQエリアは水汲みに300ｍ程歩かないとだめなので、東エリアの人気の決め手はやはり、この水場とトイレの近さでしょうね。
東エリア人気の決め手が炭捨て場
BBQといえば炭。家族や女子に見栄を張りたいお父さんや若人が贅沢する備長炭は、とにかく長く燃え続けてくれるので炭を頻繁に継ぎ足さなくてもいいので便利ですね。最近は値段もそこそこなのでお勧めです。ちょっとだけお安い普通の炭は、火力を強くするとすぐに燃え尽きてしまうので消費が激しく、コスパでいうと微妙ですね・・・なんて個人の感想です。
そのBBQで使った炭ですが、東エリアでは炭捨て場があるので便利です。西エリアや藤江海岸では、鎮火して数時間待ってからごみ袋に入れてから水をかけて完全鎮火させ、必ず持ち帰りましょう。炭は自然分解しないので、砂浜に埋めて帰るのはご法度です。絶対にこれだけは守って下さいね！！
これは絶対守ってね「ごみは各自で持ち帰りましょう！」
登山でもキャンプでもバーベキューでも海水浴でも常識です！
ごみは各自で持ち帰りましょう！！！
東エリアの炭捨て場の隣にごみ箱がありますが、これは一般の方が利用することはできません。これはボランティアの方が砂浜を清掃する時に利用するところす。
くれぐれも一般の方はここにごみを捨てないようにしてください。ごみは各自で持ち帰るのがアウトドアレジャーの常識です。日本人としても最低限のマナーなので、今更いう必要はないでしょうが。
次ページでは気になる駐車場を見ていきましょう！
