2024年8月11日（日）、お盆休みの大型連休が始まる初日。記録的な猛暑が続く今年の夏、林崎松江海岸は一体どれほどの賑わいを見せるのか？その答えを求めて、私は現地へと足を運びました。この日はまさに海水浴日和で、現地の様子をカメラに収めてきたので、ぜひ楽しみにしてほしいと思います。
林崎松江海岸は、京阪神エリアでも数少ない自然の砂浜を有するビーチであり、透明度の高い水質は「AA」と評価されるほどの美しさを誇ります。つい先日、石垣島や竹富島の美しい海を満喫してきた私が太鼓判を押すほど、その清らかさには驚かされます（もちろん、珊瑚礁はありませんが…）。海水浴場は無料で楽しめるうえ、BBQエリアも無料で解放されており、家族や友人たちと一緒に一日中楽しむことができます。
しかし、この時期は駐車場も大変混み合います。周辺の駐車場は、基本的に1日1000円で利用可能ですが、遅い時間に行くと満車の可能性が高いので注意が必要です。そんな林崎松江海岸の最も賑わうであろう日に、現地で見てきた混雑具合や、賑わいの様子をお伝えしていきます。どうぞご期待ください。
第1章: 東エリアで楽しむBBQと海水浴の魅力
林崎松江海岸の東エリアは、夏を楽しむ全ての要素が詰まった場所です。正面入り口はこのエリアの東端に位置し、訪れる人々を迎え入れます。駐車場が豊富にあり、清潔なトイレやシャワー付きの給水場、炭捨て場が整備されているため、訪問者にとって非常に便利なエリアです。これらの設備が整っていることから、このエリアは最も人気のある場所となっています。
東エリアには広いBBQ可能エリアが広がり、ビーチを訪れた多くの家族や友人たちが集まって、肉を焼く楽しさに浸っています。2軒の海の家もこのエリアにあり、軽食や飲み物を手軽に購入できるため、手ぶらで訪れても十分に楽しむことができます。また、ライフガードが常駐しているため、安心して海水浴を楽しむことができる点も魅力的です。
林崎松江海岸と藤江海岸にまたがる全6エリアの中で、東エリアは特に混雑する場所です。全体の海水浴客の50％以上がこのエリアに集まるのも納得です。広大なビーチと充実した設備が、多くの人々を引き寄せているのでしょう。
この日、私が東エリアに到着したのはちょうどお昼の12時ごろ。すでにBBQを楽しむグループが多数見られ、肉の焼ける香りがビーチ全体に広がっていました。東エリアはまさに、夏の楽しさと賑わいを象徴する場所と言えます。ワクワクとした気持ちで、これからの一日を思い切り楽しむ準備が整いました。
第2章: アクティブに楽しむ中央エリアの魅力
林崎松江海岸の中央エリアは、アクティブなビーチライフを楽しみたい人々にとって理想的な場所です。このエリアでは、サップ（スタンドアップパドルボード）のスクールが開かれており、多くのビーチアクティビティが展開されています。ビーチバレーのネットも設置されており、若者たちが集い、スポーツを楽しむ姿が見られます。
中央エリアでは、サップが盛んに行われており、その光景は非常に賑やかで活気に満ちています。しかし、こうしたアクティビティが多いため、特に小さい子供を連れた家族連れの海水浴にはあまり適していないかもしれません。水上スキーのような速い乗り物は、部位（ブイ）の内側には入ってこないため安全面は確保されていますが、サップが頻繁に行われるため、静かに泳ぐ場所を探している方には、少し騒がしく感じるかもしれません。
とはいえ、このエリアで泳ぐこと自体は禁止されているわけではありません。むしろ、アクティビティに参加しながら楽しむことができるため、泳ぎたい人やスポーツを楽しみたい人にとっては、最高のエリアと言えるでしょう。
私が中央エリアに足を踏み入れたときも、多くのサップ愛好者やビーチバレーを楽しむグループが集まっており、ビーチ全体がエネルギッシュな雰囲気に包まれていました。アクティブなビーチライフを満喫したいなら、この中央エリアは見逃せないスポットです。
第3章: 穴場の西エリアで過ごす静かなBBQタイム
林崎松江海岸の西エリアは、混雑を避けて静かに過ごしたい人にとって、まさに理想的な場所です。東エリアと比べると圧倒的に空いており、広々とした空間でゆったりとした時間を楽しむことができます。特にBBQをするには最適で、家族や友人たちと落ち着いた環境で過ごせるのが魅力です。
このエリアには専用の炭捨て場がないため、使用後の炭は東エリアまで運ぶか、水でしっかりと消火して持ち帰る必要があります。この少し手間のかかる準備が、逆に西エリアの落ち着いた雰囲気を保っているのかもしれません。BBQを楽しむ際には、藤江海岸にある「松江駐車場」（松江海岸休憩施設）に車を停め、そこから約300メートル、徒歩4分ほどの距離を歩く必要がありますが、その道のりもまた、リラックスした一日の始まりを感じさせてくれます。
