明石市内で無料でBBQやキャンプが楽しめるスポットとして人気急上昇中なのが「林崎松江海岸」です。 コロナ禍を乗り越えアウトドア欲が高まる中、お財布に優しく家族や仲間とワイワイ過ごせる場所として注目されています。「本当にタダでいいの?」と思わず疑ってしまう充実ぶり!本記事では2025年時点の最新情報をもとに、その魅力を余すところなくご紹介します。
2025年最新!林崎松江海岸の設備まとめ
林崎松江海岸は、東側の林崎海岸(東BBQエリア)と西側の松江海岸(西BBQエリア)、さらに林崎海岸の北側に林崎海岸広場を併せた広大な海岸です。無料とは思えないほど設備が整っており、ファミリーでも安心して利用できます。
トイレ:林崎海岸広場の入口付近に男女別トイレがあります。 多目的トイレも完備され、24時間利用可能です(釣り人も利用するため)。洋式・和式とも綺麗に清掃されており、子供用の小便器や子供サイズの便座まである気配りぶり。まさに“子育てしやすい街”明石市らしい配慮ですね。

シャワー:トイレ横に屋外シャワー設備があります。夏の海水浴シーズンに利用でき、海で泳いだ後に砂や塩を流せて便利です。
水道・炊事場:専用の炊事場や流し台は ありません。そのため調理用の水(飲み水)は事前に用意していくか、周辺の自販機・コンビニで調達しましょう。ただし海岸広場のシャワーや足洗い場で簡単に砂を落とす程度なら可能です。

炭捨て場:東側(林崎海岸)のBBQ可能区域北端に炭捨て場があります。使い終わった燃え殻の処理に困らないのは助かりますね。西側(松江海岸)には炭捨て場がないため、持参のバケツ等で十分に鎮火して持ち帰る必要があります。

ゴミ箱:基本的にゴミは持ち帰りがルールです。炭捨て場の隣にゴミ箱のようなコンテナがありますが、これは清掃ボランティア専用なので一般利用禁止です。「来たときより美しく!」の精神で、各自で必ず持ち帰りましょう。

無料開放のスポットゆえ管理人こそいませんが、必要十分な設備が揃っていて快適です(※海水浴シーズンは監視員がたくさんいますよ!)。特に林崎海岸(東エリア)はトイレ・炭捨て場が近く人気No.1エリアとなっています。一方の松江海岸(西エリア)は設備に乏しい分空いている穴場です。それぞれの特徴を踏まえ、お好みのエリアで楽しんでください。
ボランティア清掃でいつも清潔!砂浜の美化状況
「無料で開放して汚れていないの?」と気になるところですが、ご安心を。林崎松江海岸では地元ボランティアによる定期的なビーチクリーン活動が行われており、美しい砂浜が保たれています。清掃ボランティア団体が毎月2回ほどゴミ拾いを実施していて、参加者も募集中です(Instagramなどで「WATARIUMI」という明石のビーチクリーン団体が活動中)。そうした努力の成果もあって、砂浜にゴミが散乱しているような印象はありません。

実際、海岸にはボランティアの方々が集めたゴミを一時保管するコンテナが設置されていますが、一般利用は禁止です(先述のとおりゴミは各自持ち帰り)。利用者一人ひとりのマナー順守とボランティアの尽力で、林崎松江海岸の環境は良好に保たれています。「来たときより美しく」を合言葉に、我々も美化に協力しつつ気持ちよく楽しみたいですね。
遠浅で水質バツグン!海水の透明度と砂浜の美しさ
林崎松江海岸は瀬戸内海に面した遠浅のビーチ。波が穏やかで水質も非常に良いため、小さな子供連れのファミリーにも安心です。 実はこの海岸、かつては護岸工事と養浜によって蘇った歴史があり、その結果1986年にはウミガメが産卵に来るほど自然が回復したエピソードもあります。現在でも環境の良さはお墨付きです。

★環境省の水質調査でも最高評価!
毎年行われる海水浴場の水質調査において、林崎・松江海岸は最高ランクの「水質AA(適)」を獲得しています。 令和6年度(2024年)の検査でも、大腸菌数が検出下限値未満、透明度1m以上という文句なしの結果でした。明石市の海水浴場は大蔵海岸と並び常に水質A以上をキープしており「安心して海水浴ができる水質」だと市から太鼓判が押されています。
海水の透明度は高く、足元がしっかり見えるほど。砂浜も粒が細かくサラサラで、裸足で歩くと心地よい感触です。夕方にはオレンジに染まる砂と海、日中は空と海の青に映える白い砂…と、一日を通じて表情を変える美しさがあります。まさに「美しい自然環境と広々とした広場が魅力の海水浴場」という評判どおりでしょう。
昼は絶景、夕は感動!サンセットとビーチアクティビティ
林崎松江海岸は景観も素晴らしく、淡路島や明石海峡大橋を一望できるビュースポットとして有名です。日中は瀬戸内の多島美を眺めながら砂遊びや磯遊びが楽しめ、穏やかな波打ち際で小さな子供も貝殻拾いに夢中になれます。海岸線が東西約1kmと長いので、ビーチバレーやフリスビーなどグループでのびのび遊ぶにも十分な広さです。

★夕日スポットとして大人気!
そして何と言っても夕日の美しさは特筆もの。林崎松江海岸は「サンセットスポット」として地元でも評判で、秋には水平線に太陽が沈む瞬間にだるま落としのような形に見える「だるま夕日」が拝めることでも知られています。夕暮れ時にはカメラ片手に訪れる人も多く、茜色に染まる空と海、そしてビーチを真っ赤に染める夕日は見る者すべてに感動を与えてくれます。
実際、明石観光協会も「夕方になるとサンセットスポットとして知られており、多くの人がその姿をカメラに収めに訪れる」と紹介しているほどです。夏の終わりや秋晴れの日には、ぜひ少し早めにBBQを切り上げて夕焼けタイムを堪能してください。沈みゆく夕日とともに潮風に吹かれるひとときは、日常を忘れる最高の思い出になるはずです。

豆知識: 林崎松江海岸では過去にウミガメの上陸産卵記録もあります。自然豊かな証拠ですね。運が良ければ夕暮れ時に波間から顔を出す魚や海鳥の姿にも出会えるかもしれません。
混雑状況は?BBQ・キャンプの狙い目タイミング
広い砂浜とはいえ、人気スポットだけに夏場の週末はそれなりに混雑します。特に東側の林崎海岸(設備充実エリア)は大人気で、海開き以降の土日祝ともなると朝から場所取りのテントが目立ちます。「無料でBBQできる」と聞きつけた若者グループやファミリーが大挙して押し寄せるため、良いポジションを確保したいなら午前中早め(できれば8時台)の到着がおすすめです。
- 夏休みシーズン(7月~8月):一番の書き入れ時。林崎海岸東端では2軒の海の家も営業し監視員も配置されるため、週末は大変賑わいます。特に正午前後はBBQの煙があちこちから上がり、まさにお祭り状態!一方で松江~藤江海岸エリアは比較的空いており、のんびり海水浴を楽しむ家族もいます。混雑を避けたい方は西側エリアへ行くのも手でしょう。
- 平日:夏の平日は休日に比べてぐっと利用者が減ります。学生の夏休み期間中でも、土日に比べればスペースに余裕あり。夕方からのんびりBBQしたい場合は平日狙いが◎です。
- 春・秋シーズン:海水浴場開設外の季節もBBQやデイキャンプ目的の利用者がいます。特にGW~初夏と初秋の週末は気候も良く狙い目ですが、真夏ほどは混み合いません。2024年4月中旬の平日夜には7~8組がテントを張っていたとのレポートもありましたが、隣と干渉しない程度の余裕は保たれていたようです。
狙い目の時間帯は、ずばり夕方~夜です。日中は海水浴客で賑わいますが、夕方になると泳ぐ人も減り比較的ゆったり過ごせます。特に夕日目的で訪れる方以外は18時頃には引き上げるため、夜は意外と静かです。夏でも浜風が心地よいので、夕焼けBBQ~星空キャンプなんて最高ですね。ただし照明設備はありませんので、ランタン類はお忘れなく。
駐車場は1日1000円!林崎松江海岸の駐車場情報
車で行く場合、気になるのは駐車場ですよね。林崎松江海岸周辺には2か所の主な駐車エリア(海水浴シーズは1か所増えます)があります。
林崎漁港臨時駐車場(漁港入口) – 山陽電鉄林崎松江海岸駅の南、林崎漁港入口付近にあります。海水浴シーズン中に開放される臨時駐車場で、林崎海岸のBBQ可能エリアまで徒歩すぐ。トイレ・水場に近く便利なため東エリア利用者に人気です。料金は公式発表がありませんが、例年夏季は1日1000円程度の協力金が必要との情報があります(2022~2024年夏は地元自治会が終日1000円で運営)。海水浴シーズンのみ臨時営業。
東の無人駐車場(林崎海岸駐車場) – 林崎海岸のBBQ可能エリアまで徒歩すぐ。収容台数約30台程度ですが、トイレ・水場に近く便利なため東エリア利用者に人気です。料金は1日1000円。下記のGoogleマップの場所。
松江駐車場(松江海岸側) – 西側の松江海岸寄り、林崎松江海岸駅からは徒歩12分ほどの場所にある市営駐車場です。約57台収容でき、7月・8月の海水浴期間中は1日1回1000円の料金で利用できます(その他の時期は無料開放の場合あり)。トイレ(とても綺麗!)と自動販売機を併設しているので何かと安心です。松江駐車場から砂浜の西BBQエリア(松江海岸-2)へは徒歩5分程度で、途中におしゃれなカフェレストランや珍しい「冷たいおでん缶」を売る自販機なんかもあって面白いですよ。
💡混雑対策アドバイス:夏の週末は松江駐車場ですら10時頃には満車&入庫待ちになる人気ぶり。確実に停めたいなら8時台には到着しておきたいところです。また、臨時駐車場・松江駐車場ともに夕方には比較的空いてくるので、夕方からの利用なら駐車しやすいでしょう(とはいえお盆などピーク時は夜まで混むこともあります)。
なお、周辺は住宅街で路上駐車は厳禁です。駅から徒歩圏内なので公共交通機関(山陽電鉄「林崎松江海岸駅」から徒歩5~10分)もぜひ活用してください。駐車場代1,000円を節約したい学生さんは電車+徒歩でも十分行けますよ。
増えるキャンパーたち!治安や安全面は大丈夫?
無料でキャンプまでできるとあって、林崎松江海岸には近年テント泊を楽しむキャンパーも増えてきました。 夏の週末夜などは何組ものグループが浜辺にテントを張り、まるで即席キャンプ場のような光景になることも。これだけ人が集まると「騒がしくて治安が悪化するのでは?」と心配になるかもしれません。
しかし現地の印象としては治安は良好です。 周囲にマンションや民家があり、犬の散歩をする地元の方々や夜釣りを楽しむ釣り人もいるため、夜でも人目が全く無くなることがありません。 実際に一人キャンプをした方のレポートでも「周辺に生活感があるおかげか安心感があった」との声がありました。大勢で騒いでいれば流石に目立ちますが、最低限マナーを守っていれば地域住民とのトラブルも起きにくいでしょう。
もっとも夜22時以降の花火は禁止ですし、大音量の音楽など迷惑行為は言語道断。 周りの静かな環境を壊さないよう配慮するのは利用者の義務です。また、照明設備が無い真っ暗な浜辺では足元に注意し、深夜に海へ酔って飛び込む等の危険行為は絶対に避けましょう。複数人でキャンプする場合も飲み過ぎに注意&夜間の泳ぎ禁止で、安全に楽しんでください。
水上バイクは大丈夫?エリア分けされた安心の海水浴場
林崎松江海岸といえば、一時期水上オートバイ(ジェットスキー)の暴走問題がニュースで大きく取り上げられたことがありました。実際、2021年8月には海水浴客近くでの危険走行が報道され、社会問題になった経緯があります。しかし現在では明石市が厳しい対策を講じたおかげで安全性が格段に向上しています。
明石市は2022年、「水上オートバイ等の安全な利用の促進に関する条例」を施行。 これにより毎年海水浴シーズンには「遊泳者安全区域」が設定され、その区域内へのジェット乗り入れは禁止されました。具体的には林崎松江海岸を含む市内4か所(林崎・松江・藤江・江井島)の海岸にブイ(浮標)で遊泳エリアの境界線を設け、期間中(水泳可能な4~9月)はその内側への水上バイク侵入を厳格に禁止&監視しています。違反すれば罰則もあるため、ルール施行後は無謀なジェット走行は激減しました。
現在では海水浴エリアとマリンスポーツ利用者はしっかり棲み分けがされています。浜辺から見える範囲ではジェットスキーが暴れ回ることもなく、安心して遊べますよ。「海の天国・明石」で誰もが安全にマリンレジャーを楽しめるよう、市も監視カメラの設置や看板による注意喚起など万全を期しています。実際、林崎松江海岸でも泳いでいる最中に急接近する水上バイクがいてヒヤヒヤ…なんて心配は不要でしょう。
※補足:サーフィンやSUP、ウインドサーフィンなどの非エンジン系マリンスポーツについては、条件が合えば林崎松江海岸でも楽しめます。風がある日はウインドサーファーが沖合に出ていたり、波が立てばローカルサーファーが集まることも。もちろん遊泳者エリア付近では控えるなどマナーは守られていますので、ご安心ください。
おわりに:林崎松江海岸で最高の思い出を作ろう!
以上、明石で無料でBBQ&キャンプが楽しめる林崎松江海岸の魅力をたっぷりご紹介しました。設備充実で綺麗なビーチ、夕日は絶景、そして利用料タダとくれば、行かない理由がありません!学生さんのグループアウトドアから、子ども連れファミリーのデイキャンプ、はたまた仕事帰りにふらっとソロキャンプまで、使い方はあなた次第。ぜひ次の週末は林崎松江海岸で、青い海と空の下、炭火BBQの香ばしい煙に包まれながら楽しいひとときを過ごしてみてくださいね。








最後にキーワードをもう一度おさらい:「明石 無料 BBQ」なら林崎松江海岸で決まり!駐車場も「林崎松江海岸 1000円駐車場」が利用できてアクセス良好です。 地元民から愛されるこのビーチで、思い出に残るアウトドア体験をぜひ満喫してください。