「At.明石焼き名鑑」明石焼きの店を明石歴50年の地元民が紹介「ベスト7/全国182店舗中」

【明石】ワンコインからなる至高の贅沢。食の極みはこの琥珀のとろ味を贅沢にスプーンですくって口へ運んだ瞬間に・・・

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私はとうとう美食の至高にたどり着いてしまったのだろうか。否!食の贅沢の入り口に立ったに過ぎないのだ!この琥珀のとろ味をスプーンで口に運んだ瞬間に食の贅沢とは何かを知る事が出来る。それもたったワンコイン(500円)から・・・・
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神出たまごセンターへ行こう

 まあ大げさに驚いてしまったのは、私が普段は少しでも安い卵を求めてスーパーを巡り歩いている凡人だからなのかもしれないが、今回、高級~なブランド卵を買って食べたので、それをご紹介します。
 今回向かったのは明石から国道175号線を北に20分ほど登ったところにある神出たまごセンターです。明石中央鶏卵株式会社が運営する美味しいブランド卵の無人販売所です。

数台の卵自販機が並んだプレハブが2件あります。この日(2022/6/28夕刻)は平日の為、空いていました。帰りがけに1台、別のお客さんが入ってくるまでは無人。

最近(5月から)たこ焼きとお好み焼きのお店(屋台?プレハブ)が出来たようだけど、こちらは平日はお休みでした。

商品(たまご)のラインナップ

販売されている卵のラインナップは次の通り。
・ブランド卵「蘭王」・・・「昔のたまごにもどりました」がキャッチフレーズの知る人ぞ知るブランド卵「蘭王」。大きな琥珀色の黄身が圧倒的な破壊力を持ちます。今回私はこれを買いました!。13個で500円(税込)ワンコイン!。10個入2パックだと820円。
・三木の産みたてたまご・・・15個400円
・アス卵いきいきたまご健・・・15個500円
他にも数種類のたまごがありました。

2件あるプレハブに挟まれるように「たまごかけおしょうゆ処」自販機(右)が!たまごかけごはんにぴったりなブランドお醤油もたくさんの種類が販売されています。たまごとのセット販売もあります。また蘭王の温泉たまご4個入300円(下)も販売されています。けれど、温泉たまごは自宅で作るべし!

それではさっそく、ブランド卵の「蘭王」を買って帰ります!

たまごの至高の食べ方は温泉たまごと決まっている

 さて、いったいどういう食べ方をすればブランド卵をもっとも美味しく食べられるのか!?これは太古より意見が分かれ論争の的となってきたことは皆さんもご存じの事でしょう。
 「目玉焼き」なのか「ゆで卵」なのか「たまごかけご飯」なのか!!本当はここでじっくりと議論を交わしたいところですが!「早く食べたい!」なので、当社の調べ(個人的な意見ともいう)によるところの「温泉たまご」であると結論付ける事としました。
 確かにたまご本来の味を味わうには「たまごかけご飯」に勝るものはないでしょう。しかし!ブランド卵の濃厚な黄身を、さらに濃ゆく至高に高めるにはひと手間加えた「温泉たまご」なのです。これには「たまごかけ醤油」の双璧ともいえる「トリュフ塩」との相乗効果がもっとも生かされる調理法であることも付け加えておこう。

温泉たまごは皆さんもご存じの通り「温泉たまごメーカー」でご自宅で簡単につくる事が出来ます。私も温泉たまごメーカー(だいたい1000円ちょっと)を数十年愛用しています。ご利用は必ず箱に書いてある通りの湯量や時間を、スマホタイマーで計るなどしてしっかり守りましょう。

温泉たまごにはトリュフ塩と昔から相場は決まっている

 「蘭王」で温泉たまごを作るとまず驚くのが「黄身」のでかさ!なんというボリュームだ!これでは金髪お姉さんもタジタジではないか!? 次に気づくのが・・・白身が少ない!!

 芦屋のセレブ達はトリュフ塩を神戸牛ステーキに使うというが、あえて言おう!そんなものは邪道だと!
 トリュフ塩は温泉たまごの為だけに存在することは、これから君の舌が証明してくれるだろう!

 トリュフ塩をスプーンにこれくらいすくって振りかける。好みもあると思うが、私は少し多めが好きだ。
 トリュフ塩をゆで卵に使うのも、もちろん正解だ。奮発したブランド牛で焼き肉をする時にも、この塩は使える。しかし、脂っぽい肉で使うときは、多く消費してしまう。高いんだよね~このトリュフ塩(上のリンクでも買えますが…)でも、1年は使える量だよ。
 本当の「通」は黒トリュフ塩と白トリュフ塩の味を使い分けるというが…私は温泉たまごは黒でゆで卵の時は白でいくぜ!!

 なんという「とろ味」!恐ろしいほど濃厚な黄身!舌の上にトロリと落ちると黄身の風味が鼻から抜ける。とにかく味が濃ゆくて甘くて舌にまったりと絡みつき「ああ美食の道に足を踏み入れてしまったんだ」と悟る。もう私は凡人には戻れないのかもしれない、後戻りできない所まで来てしまったんだ…

 とにかく試しにトリュフ塩以外も試してみました。「醤油」と「めんつゆ」。どちらも普通の「温泉たまご」には相性がばっちりのはず・・・なんですが、トリュフ塩を味わった後では、まったくダメでした。せっかくの黄身と白身の至高の味が、醤油の風味やめんつゆの甘さが台無しにしてしまいます。これなら何もかけないで食べるか、普通の食塩だけで食べるほうが絶対に美味しいです!

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