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【明石】明石民にとっては今更だが、大正6年創業の甘味処『こかく庵の氷ぜんざい』は、明石セレブ達の真夏のたしなみだよね。

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 1917年(大正6年)創業。当時はまだ明石の街を路面電車が走り、その駅前で賑わっていた甘味処だと言われている。明石で甘味処と言えばここ「こかく庵」である。知らないとモグリだよ?
 私が小さな子供のころ、祖母に手を引かれて連れて行ってもらったことを思い出します。当時はまだ、ここがちょっと高級な甘味処だとは知らず、祖母も大好きなクリームみつ豆を一緒に食べた事を思い出します。当時はまだ、和の良さをしらない子供だったので、みつ豆とか(氷)ぜんざいより、喫茶店にあるブルーハワイのかき氷が食べたいと愚痴ていたのは内緒にしてね。

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今年の明石蛸の価格は異常

 真夏の炎天下を、うっすら汗をかきながらゆっくり歩き、明石銀座通り側から魚の棚で、昼網の魚や今年は化け物みたいに高額になった明石蛸を見物・ひやかして散歩する。けれど・・・いくら活けの大物明石蛸だといっても、一匹五千円って酷すぎないか?それで作った酢だこは居酒屋で幾らで出てくるんだ?お、恐ろしいぞ・・・。
 魚の棚を西側に抜けるとすぐに「こかく庵」はあります。黄色い暖簾が分かりやすいね。※魚の棚を西に出て、少しだけ南側(浜国側)へ40mくらい歩きます。

真夏の氷ぜんざいを知らないって!?

 真夏は「氷ぜんざい」に決まりです。お客さんの大半が頼みます。名前の通りぜんざいで作ったかき氷で、中に白玉が入っています。おそらく想像通りの上品な味ですよ!病みつきになります。お値段は1,040円とちょっとだけセレブです。お子さんにはハーフサイズ660円もあります。
 なぜかここの氷ぜんざいは、からだを冷やす魔法がかかっています。炎天下の汗が氷ぜんざいを食べ始めると、ささ~っと引いてしまいます。小さな子供は(フルサイズを)食べきる前に「寒い!」って震えだしたりします。真夏だよ!?(※7/31の炎天下に我が子達で実証済の実話)

さすがにクリームみつ豆は知ってるよね!?

 氷ぜんざいは夏限定(4月~9月末頃)ですが、それ以外のシーズンで定番なのが「クリームみつ豆」980円。
 なんだろう、缶詰のみつ豆とどう違うのかを言葉で説明するのが難しい。すっきり?あっさり?うーん、なんか違う。とにかく食べたらわかります。缶詰の甘ったるいみつ豆と【甘味処】のものとは違うんです!お汁も残さず飲んじゃうんです!いつも!(・・・やばい、主治医の先生にまた怒られる…)

実は蕎麦が大好き♡

 ただ私的には、こかく庵は甘味処にあらず、ということです。ここの蕎麦が大好きなんです。私が夏にこかく庵に来たら「ざるそば(800円)+氷ぜんざい」です。冬にこかく庵に来たら「玉子とじそば(680円)+クリームあんみつ」です。この2つは「定食」か「セットメニュー」にしてもらいたいくらいです。けど・・・真夏に「玉子とじそば+氷ぜんざい」の組み合わせを注文したこともあるな…。

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