「At.明石焼き名鑑」明石焼きの店を明石歴50年の地元民が紹介「ベスト7/全国182店舗中」

【IT】Amazon(アマゾン)の歩き方。これくらい知っておかないと、ネットショッピングで損してばっかりだよ。

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 Amazon(アマゾン)で買物をする時、こんな悩みを抱いたことはありませんか?
この値段って、ほんとうに安値なのだろうか?」と。
 メジャーメーカーの家電製品や家具など、近所の量販店や駅前の店舗で買うよりも、Amazonで買った方がはるかに安い商品は多くあります。普通に考えて店舗を構えて店員を雇って販売するよりもネット通販は販管費を低く抑える事ができると想像できますし、大量仕入れによるボリュームディスカウントなど、その要素はいろいろとあるのでしょう。しかし、すべての商品が店舗より安価かというと、そうではありません。例えばペットボトル飲料やインスタント食品など、近所のスーパーで買った方がはるかに安い商品も数多くあります。町中の店舗も頑張っています。客寄せのために利益を度外視していたり、安価な飲料などは通販だと送料も考慮すれば、なかなか勝ち目はありません。

 もっと考慮すべき点もあります。それは「悪徳業者」です。Amazonをはじめとするネット通販には、格安の商品を色々な手段を使って高値で売りつける悪徳業者がとても多いのが現状です。(Amazonのサイト内では、Amazonが直接販売している商品以外にも、一般業者や個人も商品を販売しています。そういった取引をAmazonは関知しておらず、その業者から購入している事になります)良く知られているのがステマによる偽のレビューをたくさん投稿して、一見「良品」と思わせたり、通常価格を高額に設定して割引率を大きくして売値を操作し(普通は1000円の価値もない商品の定価を10,000円に設定して「70%引き」の3,000円を売値を付けるなど)ボッタくり商売をおこなう業者があとを絶ちません。その手法も年々、高度になってきているので困りものです。
 以前はそういった悪徳業者は中国をはじめとする海外業者が多かったので、ステマレビューもおかしな日本語が多く、見破りやすかったのですが、最近では翻訳ツールの質が向上していたり、なかなか侮れないのです。

 しかし!Amazonは安くて良い商品が多く、手軽で便利です。セールもありお得な商品を探すのはとても楽しいのです。小さな店舗では出会えないような未知なる商品を発掘するのはロマンがあります。
 悪徳業者に騙されないように利用するには、経験や知識が必要となります。偉そうに語る私もなんど騙されたことか・・・。画面上の写真とはまったくといって別物のバックが届いたり、ひんやり効果などまったく感じない冷感まくらパッドを買わされたり・・・。
 けれど、最低限の知識とツールを以下から紹介していきます。こういった基本装備を身に着けてから、みなさんも秘境アマゾンの冒険に向かってください。

目次

適正価格を知るには

同じ商品が他にないか検索しよう!

 Amazonで商品を選ぶ時にはまず、同じ商品が他にも出品されていないか確認するようにしましょう。ひょっとしたら同じ商品がもっとお安く売られているかもしれません。

 上のスクリーンショットはAmazonで「スマートウォッチ 2023年 1.91インチ」のキーワードで出てきた商品です。100%の確信はありませんが、同じ商品に見えますよね。しかし出品業者は別です。
 左のページは税込7,280円で販売しています。送料は無料です。業者に対してのお客様評価も★が4.5個付いており、また商品レビューを確認しましたが高評価です。これだけの機能が付いてこの値段ならお得だと感じます。

 しかし待ってください!同じワードで検索して確認するとでてきた右のページ。同じ商品が税込6,580円です。更によく見れば、2,000円OFFクーポンを適用すれば4,580円になるのです。

価格.COMや楽天市場も検索しよう

 メジャーな商品や型番がわかる商品は、別のネット通販で幾らなのか確認しましょう。少なくとも楽天市場Yahooショッピングの値段は確認しましょう。また家電製品やパソコンなら価格.comでも確認することをお勧めします。
 この時、価格を比較するのは楽天やYahooといったメジャーサイトのみで大丈夫です。もっとマイナーな通販サイトでは更にお安く販売しているかもしれませんが、初心者にはお勧めしません。特にスマートフォン本体などは中国語もしくは日本語化されていても中国で運営している通販サイトで格安で販売されていることがあります。YouTubeでも良く紹介されているのですが、十分に通販経験を積んでから挑戦するようにしてください。少なくとも私はそういったサイトでは買い物をしませんが・・・。

 また価格.comでは家電量販店の運営する通販サイトの価格も比較できます。工事が必要なエアコンや古いTVや家具を引き取ってもらいたい配送を依頼したい場合など、店舗で購入する方がお得な商品も多いと思います。私は良く、ヤマダ電機へ出向いて価格.comの価格を見せて店員さんと価格交渉をすることも多々あります。けっこう値引きしてくれる店員さんも多いのですよ!

Keepa – Amazon Price Tracker

 WindowsパソコンでChromeブラウザーを利用している方に限りますが、Chrome拡張機能の「Keepa」を利用しましょう。無料のツールなのですが、お目当ての商品がAmazonで今までいくらで販売していたのかがわかるようになる優れものです。Chrome拡張機能(Chromeウェブストア)で「keepa」で検索すれば「Keepa – Amazon Price Tracker」というツールがヒットするので、Chromeに追加しましょう。

 「Keepa」を導入すると、ChromeでAmazonの商品ページを開くと、最初の商品画像や説明、価格が表示されているところのすぐ下あたりに、上の画像のようにグラフが表示されます。このグラフの場合、6/1頃から8/13までの販売価格の移り変わりが分ります(執筆時点は8/14)。グラフにカーソルを合わせると、日付と価格が表示されるのですが、~6/1まで7,980円で販売されていたスマートウォッチが5,980円に下がり、6/12のタイムセールで4,784円に下がっています(グラフの小さな赤丸2つはタイムセール)。一度5,980円に戻りますが6/19~のタイムセールで5,480円に下がります。8/3に7,280円へと高騰しますが8/7に一気に4,360円まで下がります。そして8/14(本日)に7,280円に戻りました。
 このグラフからも、今、7,280円で購入すると悔しい思いをすることがわかります。

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